退院までに施設を探すとき、最初にすることと費用の目安


退院後は自宅に戻れないと言われたら、まず入院先の相談室(医療ソーシャルワーカー)に、退院の予定日と、退院後に必要な医療的ケアを確かめます。期限から逆算して、入れる施設の種類を絞り込むと早く決まります。
こんなサインはありませんか
- 病院から「自宅での生活は難しい」と言われた
- 退院の予定日が決まり、残りの日数が少ない
- 要介護認定をまだ受けていない、または結果を待っている
決める前に知っておきたいこと
退院後の行き先は、要介護度と医療的ケアで選べる種類が変わります。特別養護老人ホーム(特養)は原則要介護3以上で、地域によっては入居まで待つことがあります。期限が近いときは、入居まで早い有料老人ホームや、在宅復帰を目指す介護老人保健施設(老健)、短期間泊まれるショートステイを組み合わせる方法もあります。
要介護認定を受けていない場合は、入院中でも市区町村に申請できます。結果が出る前でも、「申請中」として施設に相談できることがあります。
費用の目安
| 行き先 | 入居時 | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 介護付き有料老人ホーム | 0〜数百万円 | 15〜30万円 |
| 住宅型有料老人ホーム | 0〜数百万円 | 12〜25万円+介護サービス |
| 介護老人保健施設(老健) | 0円 | 8〜14万円(入所は原則3〜6か月が目安) |
| 特別養護老人ホーム(特養) | 0円 | 8〜15万円(待機がある地域も) |
※月額は居住費・食費・管理費と介護保険の自己負担(1割の場合)の目安です。医療費・おむつ代などは含みません。
ご自身でできる確認
- 入院先の相談室で、退院の予定日と、退院後に必要な医療的ケアを聞く
- 介護保険証で要介護度を確かめる(未申請なら市区町村に申請する)
- 入居時と毎月、家族で出せる金額の上限を決めておく
2週間後に退院、月18万円以内で
作例:関東・50代の会社員(母80代・要介護3・認知症の初期)
ご相談
地方の病院に入院中の母が2週間後に退院。自宅には戻れないと言われた。
窓口の対応
介護付き有料とグループホームの総額の比較表をお送りし、職員の体制を確かめた2か所をご提案。見学予約を代行しました。
