老人ホーム・介護施設の種類の違い 状態と予算から選ぶ早見表

老人ホーム・介護施設には、公的な施設と民間の住まいがあり、入れる人・費用・介護の受け方がそれぞれ違います。名前が似ていて分かりにくいため、まず「要介護度」「認知症」「医療的ケア」「予算」の4つで絞り込むと、選ぶ種類が見えてきます。
6つの種類の早見表
| 種類 | 入れる人 | 月額の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 特別養護老人ホーム(特養) | 原則要介護3以上 | 8〜15万円 | 公的。待機がある地域も |
| 介護付き有料老人ホーム | 施設による(要介護が中心) | 15〜30万円 | 職員が24時間介護。入居が早い |
| 住宅型有料老人ホーム | 自立〜要介護 | 12〜25万円+介護サービス | 介護は外部と契約。自由度が高い |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 自立〜軽度が中心 | 12〜25万円+介護サービス | 賃貸住宅。安否確認と生活相談 |
| グループホーム | 要支援2以上・認知症の診断 | 12〜18万円 | 少人数。住民票のある市区町村で |
| 介護老人保健施設(老健) | 要介護1以上 | 8〜14万円 | 在宅復帰のためのリハビリ。短期 |
※月額は居住費・食費・管理費と介護保険の自己負担(1割の場合)の目安です。
状態から絞り込む手順
- 要介護度を確かめる:要介護3以上なら特養も選べます。要支援・要介護1〜2なら、有料老人ホーム・サ高住・グループホームが中心です
- 認知症の有無:診断を受けていれば、グループホームも選べます
- 医療的ケア:胃ろう・たんの吸引・在宅酸素などが必要なら、看護師の配置や訪問看護との連携で受け入れる施設に絞ります
- 予算:月額の上限と、入居時に出せる額を決めます。特養・老健は所得に応じた軽減があります
公的な施設と民間の住まいの違い
特養・老健は、介護保険で入る「施設」で、費用は国の基準に沿って決まり、所得に応じた軽減があります。有料老人ホーム・サ高住は民間の「住まい」で、費用やサービスは施設ごとに自由に決められています。民間の住まいは、重要事項説明書で費用の内訳と、介護・医療の体制を確かめることが大切です。
まとめ
種類の名前で迷ったら、親の状態(要介護度・認知症・医療的ケア)と予算を先に書き出すと、選べる種類は2〜3つに絞れます。施設の種類と費用のシミュレーターで、種類ごとの総額も比べられます。
